生活のために架けられた橋
そこで、沼津町(当時は「沼津市」ではなく「沼津町」だった。)のお金持ち、和田伝太郎と大平村の原大平をふくめ109人がお金を出しあって、橋をかけようと決断しました。
(文責:心春)
港橋一代目誕生!
そして、この橋を通るには通行料がかかり、4厘を払わなければなりません。今のお金で40円くらいです。今では0円で通ることができるのに不思議ですね。
(文責:羽音)
少し丈夫になった二代目!
(読み進める前に目を閉じて10秒考えてみてください)
・・・下の支え部分は、なんと「レンガ」でできていたんですよ!私は木の橋の下の支えがレンガとは、まさか…と予想もできなかったと思います。イラストの橋をよく見れば、レンガでできた少しおしゃれな橋だということがわかるはず。昔の人のセンスに拍手!
(文責:実希子)
三代目、御成橋誕生!
三代目の橋は明治45年(1912年)7月に改築されました。橋の支え部分は二代目と変わらずレンガですが、渡る部分とアーチの部分は鉄橋になり、また一段と強くなりました。長さ82m、幅5mと少し大きくなり、現在の御成橋へとまた近づいていきました。
(文責:真理子)
御成橋の知られざるエピソード
ですが・・
今回ガイドをしてくださった明治史料館の木口さんの話を聞いたところ、御成橋にはある秘められたエピソードがあるとのこと。
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明治45年7月28日、三代目の橋が完成し、開通と改名のお祝いムードにつつまれる沼津にある報せが飛び込んできました。
それは、明治天皇が崩御されたというもの。それを聞いた沼津の人々は深く悲しみました。
そして、橋の渡り初め式をどうするか相談したところ、8月1日の開通式を中止にして、新しく用意された名前プレートを橋にひっそりと付け替えましょうということになりました。
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改めて調べてみると、橋にまつわる知られざるエピソードがたくさんあるんですね。
御成橋は、こうした歴史を背負って、今も私たちの生活をささえてくれています。
(文責:結衣)
ご長寿の御成橋
今では、夜にはライトアップがされて沼津のシンボルともいえる存在になっています。
今年で82年目の御成橋は今日もみんなを見守っています!
(文責:奏多)
ぬまづのおみやげ
・いちごの甘酸っぱさがパンと一緒になってあっていた。(心春)
・今日は沼津のいろいろなお菓子を食べました。その中でも特においしかったのは、のっぽパンです。外側はふわっと、内側はとろーんとしています。沼津にきたらお一人1本!いかがですか?(結衣)
栗せん
・甘くてかたくて美味しかった。昭和の鈴カスをかたくしたような味がした。くりは入っていない(心春)
・歯ごたえがよくて砂糖の甘みが最高でした。(実希子)
・食感がすごくパリパリしていて美味しかったです。(羽音)
茶せん
・歯ごたえもよく、味もいいし、後味の苦味がザ・お茶という感じがしました。(実希子)
・栗せんよりもうすくて食べやすかったです。(羽音)
ひものサブレ
・サクッサクッとしていて優しい甘味が特徴的でした。(実希子)
沼津茶『素六』
・コンビニのお茶とはちがう「これぞお茶!」という味がした。(心春)
この記事を書いた子どもライター
浅田実希子・佐藤羽音・岸本真理子・鈴木心春・渡邉結衣・原賀奏多
浅田実希子「今日の取材では、おいしい沼津のスイーツを食べたり、御成橋の生い立ちについて知ることができました。ただの橋と思っていたけど、82年も長い間建っているすごい橋なんだと思いました。」
佐藤羽音「今日は御成橋を調べました。御成橋ではこれまで知らなかったことをたくさん知れたので良かったです。一番印象に残っているのは、今の御成橋になるまでに4回も建て直しをしていたことがびっくりしました。また、知り合いなどにも御成橋のことを知ってもらいたいなと思いました。そして、沼津のお土産も食べましたが、これからももっと沼津のことを知っていきたいと思いました。」
岸本真理子「今日は御成橋について今まで以上にしっかり話を聞くことができました。また、色々な歴史をしっかり知ることができました。そして沼津のお土産では、沼津の良さをしっかりPRしているお土産におどろきました。」
鈴木心春「栗せんが甘くてかたくて美味しかったです。昭和の鈴カスをかたくしたような味がしました。ちなみに栗せんに栗は入っていません!私が食べたいちご味ののっぽパンは、いちごの甘酸っぱさがパンとあっていました。」
渡邉結衣「今日を通してわかったことがあります。それは、御成橋はすごいということです。大火や戦争に耐えて、82歳になっても私たちの生活を支えてくれている御成橋は本当にすごいです。これからも、私たちを見守ってくれたらいいなと思いました。そして、今日は沼津のいろいろなお菓子を食べました。その中でも特においしかったのは、のっぽパンです。外側はふわっと、内側はとろーんとしています。沼津にきたらお一人1本!いかがですか?」
原賀奏多「御成橋の歴史について知りました。木口さんの話をよく聞き、この段階(現在の橋)になるまでにすごい時間がかかっていることを知ることができた。そして、たくさんの沼津の品々をしっかり味わいどんな味だとかどうしておいしいのかを考えました。この沼津のおいしい食べ物をみんなにも教えてあげたいと思います。」