行きたいリスト

沼津の海を舞台に大接戦!沼津市長杯 富士山ヨットレース2018

沼津の海の魅力を感じてきました!

2013年より開催されている富士山ヨットレース。
第6回目を迎える今年、「海から沼津を盛り上げよう!」と沼津市江浦の「ヤマハマリーナ沼津」から「沼津港」に会場を移し、
「沼津市長杯 富士山ヨットレース」にパワーアップしての開催となりました。

富士山ヨットレースに出かけた市民ライターの増田は、生まれも育ちも港町。
海を身近に過ごしながらもヨットレースの観戦は初体験!
ヨットレースについて知識がなくてもイベントを楽しむことができるのでしょうか?!
敢えてルールなどリサーチせず会場へ向かいました。
  • 千鳥観光汽船

    千鳥観光汽船

会場の沼津港へ到着してまず最初に向かったのは「沼津港 千鳥ひものセンター」の一角にある遊覧船のきっぷ売場。
富士山ヨットレース開催に合わせて、レース解説案内付きのヨットレース観覧艇「千鳥観覧汽船」のチケットが販売されました。
(※先着200名、乗船料500円)
海上からレースを観戦できる上、見どころも教えてもらえる!
ヨットレースを存分に楽しむために、チケットをゲットするしかないでしょう(^^)
観覧艇は富士山ヨットレースのみの運航でしたが、沼津港周遊コース沼津港ー大瀬崎周遊コース(夏季のみ運航)など、普段もクルージングが楽しめます。気になった方はぜひチェックしてくださいね♪
 
column
沼津港 千鳥ひものセンター

沼津港 千鳥ひものセンター

〒410-0845
沼津市千本港町128
TEL:055-962-7537
営業時間:9:00〜18:00
定休日:無休
 

  • 大型展望水門「びゅうお」とヨットのコラボレーション

    大型展望水門「びゅうお」とヨットのコラボレーション

  • オープニング式典も船上で

    オープニング式典も船上で

  • 参加艇10艇が会場を盛り上げます

    参加艇10艇が会場を盛り上げます

  • 日本で2艘しかない6.5メートルの小型ヨットも出場

    日本で2艘しかない6.5メートルの小型ヨットも出場

  • 沼津港内港全体がまるでステージ!

    沼津港内港全体がまるでステージ!

  • 普段見られない光景にワクワク♪

    普段見られない光景にワクワク♪

スタートに先立ち、オープニング式典では頼重秀一市長が船上から挨拶。
続いて行われた海上パレードには、43艇の出場艇のうち10艇が参加。
乗組員が仮装をしたり、「沼津サイコー」のパネルを掲げながら沼津港の内港をパレードして会場を盛り上げ、見物客は拍手でエールを送りました。
青空の下、まるで沼津港の内港全体がステージ!
大型展望水門「びゅうお」とヨットがコラボレーションした光景は、とても爽やかで素敵でした。
  • カモメがすぐ近くまで!

    カモメがすぐ近くまで!

  • 普段見られないアングルから眺める「びゅうお」

    普段見られないアングルから眺める「びゅうお」

  • 大型展望水門「びゅうお」を通過〜♪

    大型展望水門「びゅうお」を通過〜♪

  • お天気もよくてまるでプチクルーズ♪

    お天気もよくてまるでプチクルーズ♪

  • カモメとしばらく一緒にクルーズを楽しみました

    カモメとしばらく一緒にクルーズを楽しみました

観戦艇は大盛況!
スタートの牛臥海岸沖を目指し、観覧艇が出航。
実はわたくし、沼津市民になってしばらく経ちますが千鳥観光汽船に乗るのは初めて。
すっかり見慣れたはずの大型展望水門「びゅうお」ですが、観覧船に乗ったことで、真下や裏側などいつもとは違ったアングルから見ることができて大興奮!また、餌を目当てに、船のすぐ近くまでカモメが飛んでくる光景にビックリしつつも感激したりと、スタート付近までの移動はまるでプチクルーズでした。
  • バラバラの位置からスタート!

    バラバラの位置からスタート!

  • コースを走破した所要タイムを競います。

    コースを走破した所要タイムを競います。

どうやらレースに適した風が吹いているらしい
牛臥海岸沖をスタートする2コースは、大瀬崎とJAなんすん西浦柑橘共同選果場付近をそれぞれ折り返し、そのタイムを競います。
ヨットによって大きさ形状セールの面積が異なるため、複雑な計算式でハンディキャップが決められタイムに反映し、順位が決定します。

スタートと聞くと、横一直線に並んでスタートするイメージがあるかと思いますが、スタート付近へ到着すると、ヨットは動いているし並ばずバラバラの場所にいます・・・一体どういうこと?

ヨットレースのスタートは位置の差による不公平を避けるため、スタートの5分前(10分前の場合もあり)から自由に帆走させ、好きな位置からスタートできるとのこと。

素人にはよくわからないけど、レース解説者によると、どうやらレースに適した風が吹いているらしい。
お天気にもコンディションにも恵まれて好レースが期待できそう!
  • 黒いマストやセールがカーボン素材。軽量化のねらいがある

    黒いマストやセールがカーボン素材。軽量化のねらいがある

  • 乗組員が座る位置もテクニックの1つ

    乗組員が座る位置もテクニックの1つ

  • すぐ近くで観戦できるので大迫力!

    すぐ近くで観戦できるので大迫力!

  • 風によって大急ぎでマストを替える作業も

    風によって大急ぎでマストを替える作業も

  • こんなに傾きます!

    こんなに傾きます!

知れば知るほどおもしろい
レース解説を聞いて学んだ、レースを楽しむポイントをいくつかご紹介します。

・大きいヨットの方が速く進み有利
・重りが船下についているため、ある程度傾いても元に戻る
・スタートなど合図は旗で行う
・乗組員が座る位置、セールの出し入れなどでも傾きが生じるのでテクニックが必要
・セールやマストにカーボンを使用することで(黒いマストがカーボン素材)、軽量化しスピードを上げる工夫をしているヨットもある
・他のヨットの近くにいるとスピードが上がらないので場所とりも大事
・同じ海上でも場所によって風のムラがあるので、風と潮の流れを読むテクニックが必要

全部は書きとめられませんでしたが、これだけ知っただけでもヨットレースを充分楽しむことができました。
一番印象に残ったことは「最も大事なのはスタート!出遅れると勝ち目がない!」の言葉。

これを聞いて、スタート付近で各ヨットが良い場所を確保しようと一生懸命だったことに納得です。

折り返し地点に向けて帆走するヨットを見送り、約1時間に及ぶレース観戦は終了。沼津港へと戻りました。
  • 沼津ご当地アイドル「ORANGE PORT」の船上ライブ!

    沼津ご当地アイドル「ORANGE PORT」の船上ライブ!

  • ORANGE PORTの船上ライブで会場は大盛り上がり!

    ORANGE PORTの船上ライブで会場は大盛り上がり!

  • モーターボートの体験試乗会は大人気!

    モーターボートの体験試乗会は大人気!

  • フラダンスやキッズダンスがイベントを盛り上げました

    フラダンスやキッズダンスがイベントを盛り上げました

  • アスルクラロ沼津による、ちびっこキックゲーム

    アスルクラロ沼津による、ちびっこキックゲーム

会場は笑顔いっぱい♪
沼津港では様々なイベントが行われ、モーターボートの体験試乗会ダンスステージ
アスルクラロ沼津によるちびっこキックゲーム&グッズ販売など大変賑わいました。

中でも大盛り上がりを見せたのは、沼津ご当地アイドル『ORANGE PORT』による船上ライブ!
お客さんからのコールもあって、ライブが更にヒートアップしました。
「ORANGE PORT」の皆さんも船上ライブは初めてだったようです。思い出深いステージになったのではないでしょうか。

さて、なんのリサーチもせずに訪れた富士山ヨットレースでしたが、レース観戦も沼津港のイベントも満喫することができました(^^)
ぜひ次の大会も観覧艇から観戦して、大迫力のレースを間近で体感したいと思います!そして、機会があれば海上から沼津の景色をまた楽しみたいと思ったり。「ヤマハマリーナ沼津」の「沼津湾クルーズ船」も気になるなぁ。

「沼津市長杯 富士山ヨットレース」を通じて、新たな沼津の海の魅力を知ることができました。
沼津にお越しの際は、ぜひゆっくり海を眺めて、沼津の素晴らしい景色や爽やかな潮風を感じてみてくださいね。
 
沼津港

新鮮な魚介類を堪能できる沼津港。
首都圏からのアクセスの良さもあり、多くの観光客で賑わっています。
日本最大級の大型展望水門「びゅうお」や、早起きすれば「沼津魚市場INO」でせりの見学もできます!子どもから大人まで楽しんでいただけるスポットです。

[地図の見方(Googleマップへの切り替えについて] 場所の名前や地図上の番号をタップすると「ここへのルート」が表示されます。それを更にタップすると自動的にGoogleマップへ切り替わります。

column
この記事を書いた市民ライター

この記事を書いた市民ライター

増田 都佳佐

今回の取材は初めてがいっぱいでワクワクの連続でした!
観覧艇から観るヨットレースは大迫力で、マリンスポーツのかっこよさに気づいてしまいました(^^)いつかヨットにも乗船してみたいな♪
「海から沼津を盛り上げよう!」をスローガンに開催されている「沼津市長杯 富士山ヨットレース」。今後も大会を通じて大勢の方に沼津の海の魅力が届きますように!

PR