行きたいリスト

ぬまづの宝に触れる旅「河内の大杉」

自然に触れる日帰りの旅

沼津駅から港を通り過ぎ、海を目指して西浦へ。
車で海風を感じながら山道を登ります。
旅の目的「県指定の天然記念物」のパワーに触れてみました。
ここは西浦河内(にしうらこうち)
沼津の街中を抜け、海の道をまっすぐに進んでいきます。伊豆三津シーパラダイスを横目に、「市民の森」の看板を目指しドライブを楽しんで。その先の山道を進んでいくと「西浦河内(にしうらこうち)」にたどり着きます。
ここは河内川。
山道を進んでいくと・・・
急な山道を進んでいくと急に現れる小さな看板。見落とさないように気をつけて。
  • 綺麗な光

    綺麗な光

  • 看板発見!

    看板発見!

  • 光射す向こうに

    光射す向こうに

吸い込まれるように道を進んで
はじめの「どこに杉の木があるんだろう・・・。」と不安になる気持ちとは裏腹に、進んでみると気持ちのいい木漏れ日が。一本道の少し急な山道。光がさす景色を楽しみながら歩きます。
「わぁ・・・」と言葉にならない美しさ
大杉に向かった午後の時間は、明るいようで山の中はしんと空気の澄んだ場所。森林を抜け、目の前に広がる景色にため息が出る。周りの木がそびえ立つ中、「河内の大杉」だけが大きく大きくそびえ立ちます。

河内の大杉は2017年に放送されたTVドラマ「フランケンシュタインの恋」のロケ地としても知られています。
ロケに使いたくなるのも分かるような、圧倒的な存在感です。
  • 人と比較すると分かるその大きさ

    人と比較すると分かるその大きさ

  • ずっしりと

    ずっしりと

  • 見上げたところ

    見上げたところ

  • 大きな幹

    大きな幹

  • 大杉の周りの杉の木

    大杉の周りの杉の木

想像できなかった森の主
静岡県の天然記念物。樹齢300年以上の大杉。
大杉の周りの杉の木は細く長く、大杉を囲んで守っているように見えた不思議な森。
大杉の裏に回るとまた違う表情が見えて、どこかのくぼみに小鳥の巣があるようで鳥が鳴いている。
どこから見ても森の主のよう。大きく大きく空まで伸びて、どうしてこんなに大きく育っていったのか不思議な空間。
 
  • 手を当てて

    手を当てて

  • 力をもらえそう

    力をもらえそう

  • 綺麗な大杉

    綺麗な大杉

  • 大杉の肌

    大杉の肌

手で触れて感じる事
しばらく遠くから周りを眺めて大きさに驚いたら、やっぱり触れたくなってしまう。
前日の雨でしっとり濡れてつやのある大杉。森の空気と大杉が作る空間に立っている事がなんだか不思議。
こんなに大きくなるまで倒れずにこの場所で育ち、300年という時間をかけて森を守る姿に涙が出そうになる。
大きなパワーを分けてもらったような、そんな気分。
新しい命も
河内の大杉を囲む周りで、生まれる新しい命。
斜面で生きる土台を守り、太陽の光を緩やかにして、しっとりとした空気の中で育つ植物たち。
光射す森林。大きなパワーの中で生きる小さなもの。
街中を離れて日帰りの旅。私も旅をして、新しい沼津を知った日。
さぁ、大きな自然に触れる旅を、沼津で。
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この記事を書いた市民ライター

この記事を書いた市民ライター

浅沼 はるか

沼津市を拠点に写真を撮る毎日。
当たり前の日常を特別な時間に。
そんな願いを込めて写真を撮るお仕事をさせていただいてます。

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西浦まで行ったので、帰り道で長井崎によりみち。
港がたくさんある沼津。潮風にあたってちょっとリフレッシュ。
そんな思い出も一緒につくってみてね。

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