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大瀬まつり乗船体験!

沼津が誇る、男性が化粧&女装し「女」になるお祭り。

今回は、4月4日に行われた大瀬まつりの体験記事です!
なんと言ってもこのお祭りの特徴は、男性が化粧をし、女装すること!(大瀬まつりについてや由来は後でお話します。)
なかなか見ていて面白いです。大人の男性がいつもはしない化粧をする姿は、ちょっと可愛らしく笑ってしまいます。
ここからお祭りが始まっていると言っても過言ではないですね!
私も乗船する人たちと一緒にお化粧をしてみました!口紅が難しかったですが、女性の方にお手伝いしてもらいながら完成させました。
さてさて、お化粧ができたら次は船に乗りに行きます。
これからいろいろな港に行きますがその間、ずっと踊り続けます(笑)
船の片側のヘリに20人程の男たちが座り、「ちゃんちゃらおかし、ちゃらおかし、あのこのしゃつらまだおかし」と、音頭をとります。
これを半日やるのですから、相当ヘビーなお祭りですね…
それでも皆さん楽しくお祭りに参加されておりました。こんなにも力強くて面白いお祭りは大瀬まつりだけではないでしょうか?
内浦漁港から出て1時間程経ち、大瀬神社にお参りをしに行きます。
この神社には海の守護神の引手力命(ひきてちからのみこと)が祀られています。
男の神様である引手力命を、漁師さんが女装をし喜ばせることによって、安全祈願大漁祈願をするようになったのがこのお祭りの由縁だそうです。
明治時代から行われているこの大瀬まつりは、必ず4月4日に行われているそうです。
平日でも休日でも必ずこの日に行われてきました。
神社で男たちは神様に向け踊りを披露します。
男たちが大声でおかしな踊りをするのは、見ている人たちも踊っている人も楽しくしてくれます。
 
朝8時くらいに出発し4時間程経ち、内浦漁港に戻ってきました。
すると港には平日にも関わらず、多くのお客さんが船を待ってくれています。
沼津の方はこのお祭りや海に関わる全ての仕事を愛し、誇りに思っているのだと思いました。
今後も市民ライターを続け、この沼津の活気の良さと美しさを伝えていければと思う1日でした。
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この記事を書いた市民ライター

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石井 亮太(ヨタデザイン)

ヨタデザイン代表

東京と静岡でデザイン制作や撮影の仕事などをしている。

株式会社青い鳥の事業「家族の話」のディレクターを務める。

また、全国各地のゴミの写真をアートとして表現する「ゴミカメラマン石井くん」は今、インスタグラムで密かなブームとなっている。

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