沼津の風土が育んだ文豪にせまる
沼津市の名誉市民である作家・芹沢光治良は1896年(明治29年)に我入道で生まれます。旧制沼津中学校(現県立沼津東高等学校)、旧制第一高等学校(現東京大学教養学部)を経て東京帝国大学(現東京大学)を卒業後、官吏を経てパリに留学。帰国後の1930年(昭和5年)に作家デビューを果たします。
故郷沼津を舞台に物語が始まる大河小説「人間の運命」により芸術選奨文部大臣賞や日本芸術院賞を受賞し、日本ペンクラブ会長を務めるなど、昭和から平成にかけて国内外で活躍しました。
1970年(昭和45年)5月30日に芹沢光治良の心友・岡野喜一郎氏(元スルガ銀行会長)が財団を設立し、故郷・我入道に「芹沢文学館」として建設されました。その後、2009年(平成21年)4月1日に財団法人井上靖文学館から沼津市に寄贈され、同年10月1日に「沼津市芹沢光治良記念館」として開館しました。建物は菊竹清訓(きくたけきよのり)氏(江戸東京博物館の設計者)の設計による西洋教会をモチーフにした建物です。鉄筋コンクリート2階建の左右対称型構造をしています。
デビュー作「ブルジョア」から最晩年の「天の調べ」までの数多くの作品書籍のほか、生原稿、色紙、少年時代の机や成績表など貴重な資料も数多く収蔵し、1階展示室では芹沢光治良に関する企画展示を開催、2階展示室は市民公募によるギャラリーとして開放しています。
故郷沼津を舞台に物語が始まる大河小説「人間の運命」により芸術選奨文部大臣賞や日本芸術院賞を受賞し、日本ペンクラブ会長を務めるなど、昭和から平成にかけて国内外で活躍しました。
1970年(昭和45年)5月30日に芹沢光治良の心友・岡野喜一郎氏(元スルガ銀行会長)が財団を設立し、故郷・我入道に「芹沢文学館」として建設されました。その後、2009年(平成21年)4月1日に財団法人井上靖文学館から沼津市に寄贈され、同年10月1日に「沼津市芹沢光治良記念館」として開館しました。建物は菊竹清訓(きくたけきよのり)氏(江戸東京博物館の設計者)の設計による西洋教会をモチーフにした建物です。鉄筋コンクリート2階建の左右対称型構造をしています。
デビュー作「ブルジョア」から最晩年の「天の調べ」までの数多くの作品書籍のほか、生原稿、色紙、少年時代の机や成績表など貴重な資料も数多く収蔵し、1階展示室では芹沢光治良に関する企画展示を開催、2階展示室は市民公募によるギャラリーとして開放しています。
住所 | 〒410-0823 静岡県沼津市我入道蔓陀ヶ原517-1 |
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電話番号 | 055-932-0255 |
営業時間 | 9:00~16:30(入館は16:00まで) (駐車場は16:30に施錠します) |
定休日/休業日 | 毎週月曜日(休日にあたるときはその翌日) 休日の翌日(土日祝日を除く) 年末年始(12月29日~1月3日) ※臨時休館日は、その都度ホームページでお知らせします。 |
料金 | 大人(高校生以上) 100円 小人 50円 ※20人以上の団体は2割引 ※市内の小中学生は無料 |