水害の歴史を繰り返さないための大規模水路
伊豆半島北部を南から北に流れる狩野川。しばしば氾濫し、狩野川の治水は古くから地域の課題でした。
狩野川放水路の建設は1951年(昭和26年)に着工されましたが、工事途中の1958年(昭和33年)に伊豆地方を襲った狩野川台風により、上流部は未曾有の水害が発生してしまいました。その後、当初2本のトンネルで計画されていた水路を、3本のトンネルに変更するなど工事内容計画が見直され、1965年(昭和40年)に完成。伊豆の国市の墹之上、狩野川資料館のすぐ横から狩野川を分流し、沼津市口野から江浦湾にそそぐ約3kmの人工水路となっています。分流地点のゲートを開放することにより、最大で毎秒2,000立方メートルもの流量を流すことができ、狩野川の洪水防止の要となっています。
許可なく放水路内への立ち入りはできませんが、団体見学希望者(30名以下)を対象に狩野川放水路の見学会が行われています。見学を希望の場合は1ヶ月以上前にお申し込みください。また、狩野川資料館では狩野川台風や狩野川の歴史に関する貴重な写真や映像の展示が行われているほか、伊豆の国市神島地区では毎年8月に、川を鎮め水難者を供養する伝統行事「かわかんじょう」が行われています。
狩野川放水路の建設は1951年(昭和26年)に着工されましたが、工事途中の1958年(昭和33年)に伊豆地方を襲った狩野川台風により、上流部は未曾有の水害が発生してしまいました。その後、当初2本のトンネルで計画されていた水路を、3本のトンネルに変更するなど工事内容計画が見直され、1965年(昭和40年)に完成。伊豆の国市の墹之上、狩野川資料館のすぐ横から狩野川を分流し、沼津市口野から江浦湾にそそぐ約3kmの人工水路となっています。分流地点のゲートを開放することにより、最大で毎秒2,000立方メートルもの流量を流すことができ、狩野川の洪水防止の要となっています。
許可なく放水路内への立ち入りはできませんが、団体見学希望者(30名以下)を対象に狩野川放水路の見学会が行われています。見学を希望の場合は1ヶ月以上前にお申し込みください。また、狩野川資料館では狩野川台風や狩野川の歴史に関する貴重な写真や映像の展示が行われているほか、伊豆の国市神島地区では毎年8月に、川を鎮め水難者を供養する伝統行事「かわかんじょう」が行われています。
住所 | 静岡県沼津市口野~伊豆の国市墹之上付近 |
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電話番号 | 055-948-0302(国土交通省 沼津河川国道事務所 伊豆長岡出張所) |
アクセス | 【狩野川資料館まで】 ●伊豆箱根鉄道伊豆長岡駅より徒歩約20分 ●東名高速道路沼津ICより約30分 |
備考 | 【狩野川資料館】〒410-2204 静岡県伊豆の国市墹之上467-2 |