沼津ってどんなところ?
何をするのがおすすめ?グルメ、絶景、体験スポットなど
沼津の魅力や楽しみ方をご紹介。
鮨、蟹、干物に肉も!
グルメを満喫
駿河湾の豊かな恵みを受け、沼津港ではサバ、イワシ、アジ、カツオ、タイ、タカアシガニ、シラスなど、約1000種類が水揚げされます。日本有数の生産量を誇るのは、アジの干物。沼津は、少雨で湿度が低く、強い西風が吹く、干物づくりに適した環境で、大正初期から生産されてきました。長い歴史と職人の技術により、「沼津ひもの」ブランドとして認められています。市内では、新鮮な魚介を、鮨、丼ぶり、できたての干物などで楽しむことができます。温暖な沼津は、山の恵みも豊富です。愛鷹山麓で栽培される銘茶、西浦みかん、あしたか牛は、全国で人気があります。
見どころ満載
絶景ポイント!
沼津には自然の絶景ポイントがたくさんあります。中でも、市内各所から見ることができる富士山の絶景は見逃せません。「大瀬崎」など美しい海越しに見る富士山、海岸沿いに黒松林が続く景勝地「千本浜」と富士山、浮世絵師に描かれてきた「浮島」から見た富士山など、様々な表情を見ることができます。山から海を望む展望地も訪れたい場所。「発端丈山」、「煌めきの丘」などでは、美しい海と山の風景が楽しめます。また、「香貫山」は、市街地や駿河湾、富士山が一望でき、美しい夜景のポイントとしても知られています。
富士を眺めて
ハイキング・ウォーキング
のすすめ
富士山を眺めながら、ハイキングからウォーキングまでできるのが沼津の魅力です。「潮の音プロムナード」は、多くの文人や著名人に親しまれた「千本松原」から「志下海岸」まで約6km続く海辺の散策路。「港・湧水・せせらぎウォーク」ではのどかな風景や水辺の雰囲気に触れることができます。沼津を代表するハイキングコースは、「沼津アルプス」。駿河湾と富士山の眺望がすばらしい約6時間半の山道コースです。他にも、「香貫山ハイキング」や「愛鷹山」、駿河湾に浮かぶ淡島と富士山の景色が特徴的な「発端丈山」などのハイキングコースもお勧めです。
大人も子供も満喫!
充実の体験スポット
波が穏やかで透明度が高い海が広がる沼津は、マリンスポーツが人気! 中でも、大瀬崎や井田港周辺はダイビングの名所として知られ、シュノーケリングを楽しむファミリーも多く訪れます。内浦湾では、ボートに立ってパドルを漕ぐSUP(スタンドアップパドル)、狩野川では、カヤックも人気です。いずれも、富士山を眺めながら、子どもや大人まで体験できることから、注目を集めています。景色をのんびりと楽しむなら、渡し船でゆっくりと狩野川を渡る「我入道の渡し船」がお勧めです。和舟にのり、富士山を眺めながら、情緒たっぷりの時間を過ごすことができます。
旅の後にはコレ!
名湯で癒す
温泉にゆっくりつかるのは、旅の醍醐味の一つ。沼津には、かつて文豪の太宰治も温泉を楽しんだ旅館があるなど、古くから訪れる人を癒してきました。中でも戸田温泉は、駿河湾と富士山の景色、100%源泉天然温泉が楽しめる温泉として知られています。源泉を販売する温泉スタンドも親しまれています。市内には、アクセスが便利で、食事も楽しめる日帰り温泉施設も充実しています。「駿河の湯 坂口屋」、「沼津・湯河原温泉 万葉の湯」は、東名高速・沼津ICから約1km。「天然温泉 ざぶ~ん」は、街中にありながら温泉風情が楽しめます。
押さえておこう
沼津の歴史
江戸時代、東海道の宿場町であった沼津は、人・物・情報が交わる拠点として、また「沼津城」の城下町として栄えました。駿河湾に面した地域では、古くから漁業がさかんで「建切網漁の絵馬」には、古来のマグロ漁の様子も描かれています。明治22年には、現在の東海道線が開通し、沼津駅がつくられ、沼津は東駿河湾地域の中心都市になりました。明治26年には、大正天皇のご静養のために沼津御用邸が造営されました。現在では沼津御用邸記念公園として、多くの方に親しまれています。また、文筆活動を行った文人・墨客も多く、若山牧水、太宰治、井上靖、芹沢光治良は、沼津に縁のある人物としてよく知られています。