大正天皇の御静養所として1893年（明治26年）に造営され、「明治」、「大正」、「昭和」の3代に亘り使用された沼津御用邸。
保養地として重視されていた風光明媚な景色と温暖な気候であることに加え、交通の便の良さもあり沼津が選定されました。

環境等の変化により1969年（昭和44年）に廃止、1970年（昭和45年）からは「沼津御用邸記念公園」と名称を改め一般公開され、市民に親しまれる場所になっています。

名勝にふさわしい優れた自然景観であることが認められ、平成28年（2016年）10月には、一部の景観が「旧沼津御用邸苑地」として国名勝指定を受けました。2020年の今年、記念公園として開園50周年を迎えます。