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多様な生物を観察できる、沼津で最も高い山
富士山の南に広がる愛鷹山塊は、富士市・沼津市・長泉町・裾野市の4つの行政区域にまたがっています。フォッサマグナ地域に含まれ、特有な植物が生育している他、環境庁の選定した特定植物群落であるブナ林が分布し、多様な生物相を観察することができます。
また、シーズンによって標高800メートル以上の地域ではピンク色の愛鷹ツツジや、白いヤマボーシが見事な花を開き登山者の目を楽しませます。
ピークは9つ(黒岳、越前岳、呼子岳、鋸岳、位牌岳、前岳、袴腰岳、大岳、愛鷹山)あり、愛鷹山は山塊の南端にある山です。沼津で最も高い山で(標高1,187メートル)一等三角点を有するため、全国からマニアが訪れる山でもあります。

◆クマについて
富士山及び愛鷹山はクマの生息地です。
沼津市内での目撃情報はありませんが、周辺へ出かける際は、下記注意事項を参考に、クマと遭遇しないよう十分注意してください。

山林に入るときは鈴や笛など音の出るものを携帯して自分の存在をクマに知らせるようにしましょう。クマは基本的に憶病な動物なので、クマから逃げていきます。
弁当やお菓子などの食べ物を山林に捨てていくと、人間の食べ物の味を覚えてしまうので、ゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。
クマは早朝や夕暮れによく活動します。この時間帯は特に注意しましょう。

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