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沼津クラフトビール巡りの旅

沼津にあるクラフトビールの醸造所やタップルームを巡りました

沼津はクラフトビールのメッカ。
醸造所が2箇所、タップルームが1箇所あるため、沼津巡礼の旅をする方もいらっしゃるそうです!

今回、クラフトビール好きの市民ライターが、クラフトビールの醸造所やタップルーム(直営店)を巡りました。
  • 3種類のテイスティングもオススメ!

    3種類のテイスティングもオススメ!

  • 工場も見せていただけます!

    工場も見せていただけます!

沼津駅南口から南方面に歩いて徒歩20分。
橋の手前に沼津クラフト(柿田川ブリューイング株式会社)のテイスティングルームがあります。

テイスティングルームでは、常時約10種類のビールをいただくことができます。
今回は、沼津クラフトができた当初からある「クリームラガー」をいただきました。

テイスティングルームでいただけるビールのうち、季節限定のビールが約半分。
新しいビールもいつものビールも両方楽しむことができます。
沼津周辺でできた果物を加えたビールも作ることもあります。まさに沼津の味ですね!

「SLOW BEER SLOW LIFE」がキャッチコピー。
一般的なビールは一気に飲んでしまうことが多いかもしれませんが、沼津クラフトのビールは、時間をかけて、ゆっくり味わうことができるように作ってあります。
ビールを飲む速度が遅い私には嬉しい限り!

沼津クラフトでは、バランスの良いビールづくりを心がけています。
どこか一箇所飛び抜けてパンチの効いたビールは、衝撃も強いけど飽きも早い。
また飲みたい、家庭の味みたいなビールを今後も目指していきたいとのことです。

5分ほど歩くと海岸。
持ち帰り用のカップにビールを入れて、海を見ながらいただく方もいらっしゃるそうです。
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沼津クラフト テイスティングルームについて

沼津クラフト テイスティングルームについて

住所:静岡県沼津市千本緑町2丁目8−10
沼津駅南口から徒歩約20分。
バスの場合、JR沼津駅南口から沼津港行きバスで約10分、旭町か千本入口で下車。
不定休のため、Facebookページ等で最新情報を確認いただくか、電話(055-919-6473)でお問い合わせください。

テイスティングルームでは、食事は提供していませんが、食べ物の持ち込みは可能です。
ビールを作っている工場は、お店の方に断っていただいてから見学可能です。

次の目的地は、沼津港の入り口にあるベアードビール沼津フィッシュマーケット
沼津クラフトから歩いて15分。千本松を通り抜けての散歩は、酔い覚ましにちょうど良い距離になりました。

ベアードビールは、沼津発祥のクラフトビール。
最初は、この沼津フィッシュマーケットの1階でビールをつくっていました。

この建物の2階にある沼津フィッシュマーケットは、ベアードビールで一番古くからあるタップルームです。
今では、東京・横浜などさまざまな場所でベアードビールを楽しむことができますが、その中で沼津フィッシュマーケットの特色は、「海が見えること」
実は、沼津港の飲食店の中でも、海を眺めながら食事ができるところはほとんどありません。

今回は海が見えるカウンター席に座り、沼津港の景色を楽しみながらビールをいただきました。

「大工さんのみかんエール」を注文。
季節ごとのビールをいただけるのも、クラフトビールの楽しみです。
ベアードビールは、瓶詰めのビールも全国様々なところで買うことができますが、タップルームでいただくと、美味しいビールがさらに美味しく感じます。

ビールに合う様々な一品料理も楽しめます。
オススメは串焼き!
絶妙の焼き加減の串焼き、とても美味しくいただきました。
 
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ベアードビール 沼津フィッシュマーケット

ベアードビール 沼津フィッシュマーケット

静岡県沼津市千本港町19-4
営業時間
・月曜~金曜 17:00~24:00
・土曜・日曜・祝日 12:00~24:00

沼津駅南口より沼津港行きバス終点で下車、目の前です。

  • カリーブルストはビールに合います!

    カリーブルストはビールに合います!

  • 店内のガラスから、ビールをつくる様子を見ることができます!

    店内のガラスから、ビールをつくる様子を見ることができます!

  • 2019年ジャパンブルワーズカップ IPAの部で4位になりました!

    2019年ジャパンブルワーズカップ IPAの部で4位になりました!

ベアードビールから、沼津駅方面へ30分ほど歩き、リパブリューへ。
夕方になり、少しお腹が空く時間になりました。

リパブリューでは、自社醸造を含む全20種類のクラフトビールをいただくことができます。
毎日変わるビールのメニューには、ビールの味やオススメの食べ物が書いてあり、注文しやすい工夫がされています。

毎週ビールをリリースすることを目標にしており、インタビュー日で60種類目のリリースとなりました!
せっかくなので、ちょうど今日(2019年2月上旬)デビューという「pale055」を注文。
切れ味が良いキリッとした感じのビール。「055」は沼津人にはおなじみの市外局番の意味です。

人気の食べ物は、マックンチーズやカリーブルスト。
そして、平日のランチタイムには、手作りのこだわりのカレーを提供しています。これが絶品!!!
平日のお昼に足を運べる方は、ぜひ召し上がってみてください。

今年(2019年)のジャパンブルワーズカップではIPAの部で4位を獲得!
「ないものを作りたい」という畑社長。
沼津にないもの、日本にないもの、様々なないものからどのようなビールが生み出されるか、これからも注目したいと思います。

カウンターに座ると、初めて出会う人とも話が弾みます。
美味しいお酒と美味しい食べ物の魔法ですね!
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リパブリューについて

リパブリューについて

静岡県沼津市大手町2-1-1 ポルト沼津B1
沼津駅南口から徒歩1分!
モスバーガーの角を左折、沼津駅6番バス乗り場の向かいのビルの地下にあります。

定休日は月曜日。
火曜日〜金曜日は、ランチタイム(11:30~14:00)にはとても美味しいカレーをいただくことができます。夜営業は17:00~23:00。
土日は13時からオープン。昼呑み限定飲み比べ(テイスティング)がオススメです!

今回取材した場所は、全て沼津駅から徒歩で移動しました。
沼津駅を12時半頃出発し、最後のリパブリューに到着したのが17時前後です。(ちょっと寄り道もしました)

移動時間の目安です。(大人の女性が少し早足で歩いた場合)
・沼津駅〜沼津クラフト:約20分
・沼津クラフト〜ベアードビール:約15分
・ベアードビール〜リパブリュー:約30分
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この記事を書いた市民ライター

この記事を書いた市民ライター

福原美奈

クラフトビールが身近になり、最近ではもっぱら「ビールを飲むときはクラフトビール」になりました。
クラフトビールの良さは、それぞれの地域や造り手の顔が見えること。
最近では、戸田たちばなやトウゴウの桃、寿太郎みかんなど、沼津特有の農作物等を加えたビールも作られています。

クラフトビール界隈でも、沼津が聖地になりつつあるとか。この記事をご覧いただき、沼津に足を運んでいただければ、とても嬉しいです!

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