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ユネスコ世界ジオパークに認定!沼津のジオサイトを知ろう

沼津市内にも多く存在するジオサイトをご紹介

ジオパークとは、地球・大地を意味する「ジオ」と公園を意味する「パーク」とを組み合わせた言葉で、直訳すると「大地の公園」や「地球の公園」になります。ジオパークは、ジオ(地球)を学び、ジオを学ぶ旅を楽しむことができる場所です。日本には、43地域のジオパークがあります。
そんなジオパークには、ジオサイトがあり、地質や地形、歴史などを見ることができる場所や拠点となる博物館・資料館などのことを言います。
沼津市にある18ジオサイトから、お勧め見学スポットを紹介します。
  • びゅうお外観

    びゅうお外観

  • びゅうおからの景観

    びゅうおからの景観

  • びゅうおから富士山を望む

    びゅうおから富士山を望む

津波から港を守る国内最大級の水門「びゅうお」
沼津の海岸地域は、歴史上、東海・南海地震の津波に度々襲われてきました。この地域には防潮堤、避難施設、水門などの様々な津波対策施設があります。
市街地を津波から守る大型展望水門「びゅうお」もその一つです。
※駐車スペース:有
  • 牛臥山公園内の海岸

    牛臥山公園内の海岸

  • 大朝神社

    大朝神社

その地形の成り立ちから地球の歴史を感じられる
標高70mの牛臥山は、伊豆が本州に衝突する前の海底火山の名残で、牛臥山公園内の海岸でみられる海底火山の噴出物の多くは、海底を流れた溶岩流や土石流です。公園からは駿河湾や伊豆の山々が一望できます。
沼津の海岸地域は、歴史上繰り返された東海・南海地震の津波にたびたび襲われてきた場所であり、大朝神社には日蓮が津波被害に苦しむ住民のために祈祷を行ったという伝説が伝えられています。
※駐車場 有
  • 大瀬崎

    大瀬崎

  • 南火道

    南火道

  • 神池

    神池

海流と海底火山が形成した岬
駿河湾に突き出した大瀬崎は、海岸沿いの海流によって運ばれた岩や土砂が帯状にたまってできた砂嘴(さし)と呼ばれる地形です。
大瀬崎の先端にある神池は、海の近くにもかかわらず淡水という珍しい池です。
また、岬の中の岩場には、自然の群生地としては日本最北端にあたるビャクシン樹林がひろがっており、なかには樹齢1000年を越える巨木もあります。
撮影場所:富士山ビュースポット・西浦江梨
※駐車スペース:有
  • 鮎壺の滝

    鮎壺の滝

溶岩が積み重なってできた岩盤の層を見ることができる
およそ1万年前に富士山から流れてきた溶岩(三島溶岩)が積み重なった岩盤が見られます。岩盤の底には、かつてそこに生育していた樹木が立ったまま焼かれたことを示す溶岩樹型の丸い穴(溶岩樹型)も複数見られます。また、つり橋からは滝と富士山を正面に見ることができます。
撮影場所:鮎壺の滝公園
※駐車場スペース:有(鮎壺の滝駐車場)
  • 戸田方向

    戸田方向

  • 富士山側

    富士山側

富士の絶景を望むことができる峰
標高816mの金冠山は、達磨火山が侵食した一峰であり、北に向かって裾を引く斜面の向こう側に、駿河湾と富士山を見ることができます。
撮影場所:金冠山山頂
※駐車スペース:有(山頂まで徒歩20分)
  • 御浜岬

    御浜岬

駿河湾の海流によって生まれた御浜岬
鳥のくちばしのような御浜岬は、駿河湾の海流に運ばれた土砂が、湾の入り口部分に帯状にたまってできた砂嘴(さし)と呼ばれる地形です。
御浜岬には樹齢100年を超えるイヌマキ林があり、その群生地として静岡県天然記念物に指定されています。
撮影場所:出逢い岬
※駐車場 有
  • 明神池

    明神池

  • 煌めきの丘

    煌めきの丘

入り江の一部が残って出来た明神池など見どころが多い
海流に沿って伸びるように砂嘴(さし)が形作られた大瀬崎や御浜岬とは異なり、井田では砂嘴の先端が湾を閉じる形になりました。近くには入り江の一部が内陸の池として残った明神池があり、多くの生き物が生息しています。また、6世紀末に築造された松江(すんごう)古墳群があり、四季折々の草木も見どころです。
撮影場所:煌(きら)めきの丘
※駐車スペース:有

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