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帆船Ami

地球を感じる帆船「Ami」

青少年のトレーニングを目的として誕生した「帆船Ami」は日本では数少ない2本マストのトップスルスクーナー型の帆船で、駿河湾静浦港を母港として西伊豆を中心に活動しています。乗船した方々とクルーで力を合わせて航海する、体験型の帆船です。
富士山と駿河湾の景色を眺めながら船長気分を味わう
帆船というと日本丸のような2000tクラスのものを想像すると思いますが、帆船Amiは10tほどの小型の帆船です。その帆船Amiをみんなで力を合わせて帆をあげたり、実際に舵を取って駿河湾を航海します。船上から雄大な富士山や風を感じ、夜は満天の星空の下を目印の星を探しながら航海します。
1ノットってどんな速さか分かる?
みなさんわかりますか?船を動かすには科学と数学が必要です。目印のない海原で自分の位置を正確に把握したり、速さや移動距離なども分からなくてはいけません。GPSに頼らなくても星や地球が教えてくれます。
そんなお話をみんなで航海し、実際に体感しながら知ることができます。
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帆船Ami 船長:溜(たまり)光男

帆船Ami 船長:溜(たまり)光男

船上で熱く語る

今回お話を伺った帆船Amiの船長さん。
Amiの船上でコーヒーを頂きながら色々なお話をしました。帆船の構造や海の話、中でも面白かったのが「満月の夜に船の後ろに月があると船は遅くなり、前に月があると早くなるんだ。」ってお話。帆船はね地球と会話しながら動かすんだよ!(船長)

そしてこの夏、小さな帆船“Ami号”をロシアへ。くわしくはウェブサイトで。

渡り鳥がやってくる
帆船Amiが母港としている静浦港にはキンクロハジロやオオミズナギドリ、ウミスズメなどのの渡り鳥がやってきます。日本にはやってこないとされている最も長距離の渡りをするキョクアジサシも渡ってくるんです。
静浦港には山からの栄養が豊富に流れてこんできて、湾内も穏やかで豊饒だから渡ってくるんだよと船長が語っていました。
帰港する時に沖の方までミカンの花や山のバラの香が流れてくるステキな港、静浦港
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この記事を書いた市民ライター

この記事を書いた市民ライター

渡邉 純(HappymanCafe)

イラストレーター・グラフィックデザイナーをしながら、子ども向けのイベント企画・運営や自然体験活動・クラフト・レクリエーションなどの指導などを行っています。
船には色々乗りましたが帆船は未体験です。今回は停泊中のAmiの船上でしたので、今度は是非航海したいと思います。

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