行きたいリスト

沼津アルプス登山レポート

こんにちは! 今回は、沼津が誇る山、沼津アルプスに登ってきました!

まずは、登山にあたって、以下のような情報を手に入れました。
『沼津アルプスは、香貫山から南へ横山、徳倉山、志下山、小鷲頭山、鷲頭山、大平山と続く山稜線を地域の愛好会が整備し、名づけたもの』
『標高は一番高い鷲頭山でも392メートルと低くなっているが、起伏が激しく鎖を伝って歩くところもあり、登山用の装備が必要』

沼津アルプス。名前は何度も聞いたことがありますが、登るのは初めてです。
一体どんな冒険が待ち受けているのか…楽しみです!
沼津アルプスは、視界の全てが緑に囲まれています。
それに、富士登山のように大規模な登山行列ができている訳ではないので、
ゆっくりのんびりと自然や鳥の鳴き声を楽しみながら登る事ができます。
登山道から海、そして海越しの富士山を見ることができる沼津アルプス。最高の景色を楽しめます!
登山をしながら海を近くに観れる山は少ないそうで、眺められる景色は達成感とも相まって、グッときます。
登山にあたっての服装をご紹介します。

一番奥が、今回ガイドをお願いした石田さん。
真ん中が、登山好きの友人
手前が、登山初体験の友人
この3人の誰かのマネをすれば服装的には完璧です。

動きやすい服装滑らない靴(登山靴)はマスト!
それに、ズボンは長ズボンでビニール系がオススメです!
私は綿のスウェットで登ってしまって、くっつき虫だらけになりました。

またマダニ対策として、なるべく肌を出さない様にしてください。
Tシャツも汗を吸って冷たくなるので、着替えを用意した方がいいかもしれません。

その他の持ち物としては、
タオル、Tシャツ、水分、昼食、行動食、帰りのバス代(入り口の香貫山から登る方)などを持っていくと良いです。
今回の取材は11月の寒い日でしたが、登っているとたくさん汗をかき、体力も使います。
なので、必ず小まめな水分補給と食料補給をしてください。

私の場合は、
清涼飲料水 500ml 2本
ミネラルウォーター 500ml 2本

を持っていき、全て飲み干してしまいました。 

食料について、ガイドの石田さんが言うには、
「登山初心者は甘い食料を持っていきがちで、塩辛いものが食べたくなる」
との事。
食べ物は、塩っ気のあるものと甘いものを同じくらい持っていくのをオススメしておりました。

ちなみに、1枚目の写真がガイドの石田さんの食料(コーンビーフやカロリーメイト)で、
2枚目が私と友人たちの食料(ドーナッツやお菓子)でした。
(確かに甘いものが多いし、遠足気分が伺えます。良くない例です。)
沼津アルプスの難しいところが一つあります。それは、道順がややわかりにくい所です。
いくつもの山を縦走するため、登山道が入り組んでいて、基本的には要所要所に立てられた看板が目印になります
そのため、歩いていると道が正しいか不安になる時があります。

そこでオススメするのが、
積極的に登山者に挨拶をする事です。

これをするだけで、道に迷う確率がかなり下がります。
登山者の方と会った時は、必ず挨拶をして不安な事があれば聞いてみるのがいいかと思います。
沼津アルプスは、登山が好きで山に詳しい方が多く登山されているので、優しく教えてくれます。

今回私は30人くらいの方とすれ違いましたが、みなさん笑顔で挨拶してくれる気持ちの良い方々でした。

そして、もう一つは沼津市で制作している「ぬまづハイキングMAP」を活用することです。
ルートの所要時間、バス停、注意ポイントなどの情報を得られますし、AR(拡張現実)機能を搭載しているため、各ハイキングコースの動画を見て、山に登る前に実際の登山道の様子やポイントごとの眺望などをチェックできますよ。

◆ぬまづハイキングMAPについて詳しくはこちら
写真ではわかりにくいかもしれませんが、
色々な山を登ってきた友人曰く、沼津アルプスはかなり急峻に感じるとの事。
実際、下山後5日間太ももが筋肉痛でうまく歩けなくなったくらい急斜面です。

そのため、靴のソール(裏側)がスベスベしている靴は絶対に履いてこないで下さい。
地面が場所によって、木の枝や砂利、岩山などに変わるので、登山靴で本当に良かったと思いながら登りました。
(それでも2回滑りました)
私たちは今回、香貫山から鷲頭山までの直線距離約8kmルートを登りました。

9:15 に香貫山の登山入り口から入山して、
14:24 に鷲頭山の入り口から下山しました。
小休憩もとって大体5時間ほどでした。

香貫山の登山口までは、香貫山中瀬駐車場から歩いていきました。
香貫山中瀬駐車場は8:00~17:00までなので、ご注意下さい。
下山した後は、バスで【山口道】から【中瀬】まで乗り、駐車場に戻りました。

今回の沼津アルプス登山は、全てガイドの石田さんに案内をしてもらいました。

もしこれから初めて登りたい!という方は是非ガイドさんと行くか、登ったことのある人と行くとより安心ですね。
column
ガイドの石田さん

ガイドの石田さん

カイナニパドルスポーツ

沼津、三島、伊豆でレジャーのガイドやシーカヤックSUP海のアウトドアスポーツのインストラクターをされています。
シーカヤック&SUPは、初心者の方でもできるコースがあるので、少しでも興味があれば、是非やってみて下さい!
(写真は下山後にアイスを笑顔で食べている所です)

column
この記事を書いた市民ライター

この記事を書いた市民ライター

石井亮太

写真家よたとして、沼津内外で活動しています。
ペチャンコになった缶。(ペチャ缶)
ピカピカ光るおもちゃの銃。(ピカ銃)
毎年とる家族写真。
沼津で色々撮り溜めてます。

PR