まさに神秘の!淡島
突然ですがクイズです。淡島は何でできているでしょうか?
答えは……柱状節理です。
柱状節理とは、溶岩が縮む時にできる割れ目が組み合わさって柱のようになったものです。
淡島には、たくさんの柱状節理が見られますが、特に「扇岩」が綺麗です。
ところで、淡島はどうやってできたと思いますか?
人が作った?違います。じゃあ突然現れた?惜しいですね。
では、どうやってできたかというと、
1、フィリピン海にあった海底火山が日本へゆーっくり移動。
2、日本に近づく。
3、やがて淡島は山となり、辺りには平野が広がった。
4、7千年前、急に海水面が上昇してきた。
5、平野に水が押し寄せ、海岸線が次第に後退。
6、淡島は昔の山から今の姿になる。
淡島は昔は山だったなんてびっくりしました。淡島はこれからも変化していくでしょう。まさに神秘の島です!
(結衣)
淡島の生物図鑑
海の中を見てみると、真っ青の小さな魚が群れ泳いでいます。
その魚は「ソラスズメダイ」といい、水の中では青い体色も陸に上がると灰色になる不思議な魚です。
そしてスズメダイの群れの中を見ると小さなシマシマの魚が一匹。その魚はオヤビッチャ。
少し変な名前の子の魚は、淡島の近くではスズメダイの群れにこんな感じで紛れています。そして先ほどいったスズメダイは、少し淡い赤色の体色でよく群れになっているそうです。
ちなみに、どの魚も食べられないそうです。
(実希子)
江戸城にも使われた岩
1400万年前にプレートによってできた淡島は、江戸城の石垣にも使われました。そして、1940年に第二海軍技術しょうの実験場として利用されていました。その後、1980年代、長田庄一さんによって今のようなリゾートになりました。
(真理子)
長い階段の先に……
1707年に建てられた淡島神社。昔の人が、海の安全を願って建てたそうです。
そして、カエル館の近くの入り口を通り、階段を登ります。いつまで続くのかと思うぐらい長い階段です。
でも、のぼりきった後の達成感は、格別です。みなさんもぜひ登ってみてください。
(真理子)
水族館
その中でぼくが印象的だったのは、コブダイです。名前の通りコブがある姿がとてもみりょく的だったからです。
このようにおもしろかったりキレイな魚がたくさんいるので、ぜひ行ってみてください。(奏多)
水族館では、きれいなお魚がいっぱいいました。
その中で一番気にいったお魚は、コブダイです。かおは怖かったけど、頭の上にある、こぶがかわいかったからです。(音羽)
まるで宝石箱!カエル館
ゲーロゲーロ ケロケロ♪ なんて鳴いている、可愛らしい小さなカエルをみなさんは想像しますよね。
でも、違いました。ブヨブヨに太った腹。ヒョウ柄のボディー。想像とはかけ離れていて、気持ちが悪いです。それでも、見ているうちにだんだん可愛く思えてきたカエルも。
その一つとして、「ベルツノガエル」がいます。
このカエルは、ぼた餅のような、ブヨブヨした感じです。しかも、エサの時間以外全く動かない!
私は、10分間位このカエルを見ていましたが、じーっとこちらを見ていました。(心春)
このカエル館には約80種のカエルがいます。そのどれもがカラフルでまるで宝石のようです。ここでは日本で見る事のできるカエルや世界でも珍しいカエルが約350匹もいます。
元々は日本で一番の数だったのですが、河津にあるKAWAZOOに追い越されてしまいました。でも観光客が一日でたくさんのカエルが見れるようにと違う種類のカエルを展示しているそうです。
私が一番好きなカエルは「フライシュマンアマガエルモドキ」です。体が透けていてグミみたいだな、と思いました。カエルが好きな人でも嫌いな人でもぜひ一度行ってみてください。(羽音)
市民ライターの渡邉さんも、前にあわしまマリンパークを取材したことがあるそうです。
カエルや水族館の動物のかわいい写真もあるので、ぜひ見てみてください。
今回の取材先「淡島」
この記事を書いた子どもライター
浅田実希子・原賀奏多・佐藤羽音・岸本真理子・鈴木心春・渡邉結衣・原賀音羽
今回、淡島について教えてくれたガイドさん
・カイナニパドルスポーツ 石田 徹さん
・㈱淡島マリンパーク館長 伊藤 裕さん
みんなの感想
浅田実希子:今回の淡島観光ポータルでは、滅多に体験できないことがたくさんありました。
淡島の珍しい作りや、日本一カエルのいるカエル館、さらに海の中のきれいさもみんな淡島の良いところなのでそれを守っていけたらいいなと思いました。
原賀 奏多:淡島には、カエル館や水族館などのたくさんの生き物にふれあえたり、ハチの巣構造の岩壁や、淡島の地層などのたくさんの自然にふれあえる場所です。
他にもたくさんの歴史などの見どころがたくさんある島です。
佐藤 羽音:今回は淡島について調べました。淡島には何度か来たことがあったけどマリンパークしか行ったことがなかったので淡島を回れる道があったことを初めて知りました。
今回の取材で印象に残っているのは島にある植物の葉が水を弾くために表面がツルツルになっていたことです。それと、カエル館には約350匹もカエルがいて私はカエルが好きなのですごく楽しかったです。
岸本 真理子:淡島に行って、トンネルがあったりカエルを見たり、ひとつの島でいろいろなことが楽しめてお得だと思いました。
イルカやペンギンなども可愛くて楽しかったです。
鈴木 心春:淡島を探検した中で、一番「カエル館」が楽しかったです。
カラフルなカエル。猛毒を持つカエル。白くなって死んでいると思ったカエルはアルビノ色のカエルだったこと。素直に気持ち悪いカエル。色々なカエルに出会えました。クセになって見続けてしまう、その雰囲気が大好きです。
渡邉 結衣:実は今回が初淡島でした。いままでずっと遠くから見ていただけだったので、淡島に行けて嬉しかったです。
そして柱状節理は大迫力でした!こんな近くに柱状節理があったなんて知らなかったです。淡島は良いところなのでもっと色々な人に来てほしいです。
原賀 音羽:わたしは、はじめて子どもライターにさんかしました。淡島は、海にうかんでいる島なので、船で行かないといけません。淡島で、一番おどろいたことは、ひじきがとれることです。4月〜5月までの間にたくさんとれると聞いたので、一度食べてみたいと思いました。