行きたいリスト
祝!ユネスコ世界ジオパーク認定。ジオスポット「大瀬崎」を歩こう。
伊豆半島ジオパークのひとつ「大瀬崎」で火山と海の歴史を観察しよう。
マリンレジャーなどが盛んな市内屈指の観光スポット「大瀬崎」。
ユネスコ世界ジオパークに認定された伊豆半島ジオパークにも登録されています。

大瀬崎は、約40万年~80万年前に陸上で噴火した大瀬崎火山の噴出物と、海流によって運ばれた岩石や土砂などが堆積して形成されました。
この岩石や土砂が堆積してできた地形は砂嘴(さし)と呼ばれています。

大瀬崎の先端には神池と呼ばれる池があり、海のすぐ近くにも関わらず淡水が湧き出ています。
また、自然の群生地としては日本最北端にあたるビャクシン樹林が広がっており、なかには推定樹齢1,000年を越える巨木もあります。
木々は津波などの災害や自然環境の変化に耐えてきました。
そして西側の海岸では、大瀬崎火山の噴出物の堆積した様子が観察できます。

大瀬崎で、火山と海が生んだ彼の地の歴史に思いを馳せてみては?
全行程:約2時間
START
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大瀬神社

駿河湾漁民の信仰の象徴
  • 大瀬神社
駿河湾漁民の信仰の象徴である大瀬神社は海の守護神として知られています。古くから漁民の描いた絵馬や漁船模型が多数奉納されており、県の指定有形民俗文化財に指定されている歴史的にも貴重なものです。また大瀬神社に奉納された絵馬は、駿河湾漁民の暮らしぶりを知る上で貴重な物です。 今でも鮮やかに当時の様子を再現してくれます。
未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選に選ばれました!
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大瀬崎のビャクシン樹林

その迫力に感動を覚える、国指定の天然記念物
  • 大瀬崎のビャクシン樹林
国指定の天然記念物である大瀬崎のビャクシン樹林は、日本最北端の自然群生地です。
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大瀬崎の神池

伊豆七不思議の1つに数えられる霊池
  • 大瀬崎の神池
別名「琵琶島(びわじま)」とも呼ばれる大瀬崎の先端に位置する大瀬神社境内にある「神池」。駿河湾に向かって突き出した細長い岬の先端近くにある最長部の直径が約100mほどの池で、伊豆七不思議の1つに数えられています。
というのも、海から最も近いところでは距離が15mほど、標高も約1~2mしかなく、海が荒れた日には海水が吹き込むにもかかわらず淡水池であり、鯉やフナ、ナマズなどの淡水魚が多数生息している不思議な池だからです。富士山から伏流水が湧き出ているなどとする説もありますが、なぜ真水が湧き出しているのかは明らかにされていません。一説によると「神池」「霊池」なので調査をしないとか。
また、近くには餌の自動販売機があり、鯉に餌をあげることができます。

一帯は、推定樹齢1000年以上とされる約130本のビャクシン樹林です。国の天然記念物にも指定されている全国的に見ても稀な場所で、日本最北端の自然群生地とされています。

※神秘的な「神池」に行くためには、大瀬神社の入口で拝観料(100円)をお支払いください。
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大瀬海水浴場

ダイビングスポットとして有名なビーチ
  • 大瀬海水浴場
豊かな自然に恵まれた大瀬崎周辺の海は、日本有数の透明度を誇り、スキューバダイビングのメッカとして1年を通して多くのダイバーが訪れます。「美しい・清らか・安らげる・優しい・豊か」という評価軸に基づき、環境省が選ぶ「快水浴場百選」にも認定され、その水質は折り紙付き。

遠浅で内海なので波は静かですが、内海と外海の違いがはっきりしており、サンゴなどの海中生物は約700種類生息していると言われています。潜らなくても、シュノーケルがあれば浅瀬でもきれいな魚を見ることができ、小さな子どもでも海水浴を楽しむ事ができます。

また、海越しに富士山を望む景色は古くから名勝の地として知られており、海水浴をしなくても神社や神池などの散策でも十分に楽しめます。


【令和5年度開設情報】
開設期間:令和5年7月15日(土)~8月20日(日)
開設時間:9時30分~16時00分
監視所・監視塔:1ヶ所ずつ
ライフセーバー稼働時間:9:30~16:00
AED(自動体外式除細動器):監視所内に1台あり
公衆トイレ:3ヶ所あり(多目的トイレあり)
シャワー:冷水シャワー1ケ所(無料)、温水シャワー等(ダイビングショップ内/有料、利用は各店舗まで相談)
海の家:あり(3店舗(予定))

GOAL

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